7月始めに韓国に3日間滞在する機会があり、コンビニをのぞいてみると、プロテインドリンクの品揃えの多さに驚きました。日本のコンビニでは見かけない味やパッケージが当たり前のように並んでいて、気づけば3つのコンビニチェーンを回って実際に飲み比べていました。

この記事では、セブンイレブン・GS25・Nice to CU(CU)で見つけたプロテインドリンクの実飲レビューと、江南区のエニタイムフィットネスに実際に行ってみた感想を、現地で見聞きしたことをそのままレポートします。

韓国のコンビニ、プロテインドリンクの品揃えがとにかく豊富だった

日本でもコンビニでプロテインドリンクを見かけることは増えましたが、ザバス一強で味の選択肢もあまりなく、外出先でプロテインドリンクを飲みたい時は毎回同じものを選んでしまいがちです。

ところが韓国のコンビニでは、冷蔵棚の一角がまるごとプロテインドリンクに割かれているような光景が当たり前で、フレーバーの方向性もかなり幅広いことに驚きました。

今回は、セブンイレブン・GS25・Nice to CU(CU)という韓国の主要コンビニ3チェーンを回り、それぞれで気になったプロテインドリンクを購入して飲み比べてみました。棚を見て回った印象としては、同じ系統の商品が複数のチェーンで並んでいる場面もあり、「店ごとの独自ラインナップ」というより「韓国のコンビニ全体としてプロテインドリンクが定着している」という空気を感じました。

韓国語(ハングル)表記が読めないため、商品名の正確な日本語訳は分かりません。パッケージの見た目や記載されている数字(タンパク質量など)から分かる範囲で紹介します。

実際に3店舗で見つけて飲んでみた4本

Nice to CU|さつまいも味

Nice to CUの店舗外観
Nice to CUのプロテインドリンク売り場の棚

最初に立ち寄ったNice to CUで見つけたのが、パッケージに大きく「24g」と記載されたさつまいも味のプロテインドリンクです。1本3,000ウォン(約300円)でしたが、2本購入すると1本無料になるキャンペーンをやっており、3本を6,000ウォン(約600円)、1本あたり約200円で購入できました。

Nice to CUで購入したさつまいも味プロテインドリンクのパッケージ

肝心の味ですが、甘さはほどほどで、激甘でも控えめでもない飲みやすいバランスでした。さつまいも感は「言われればそう感じる」程度で、ブラインドで飲んだらさつまいも味だと当てるのは難しいと思います。

ただ、変にケミカルな香りがするわけではないので美味しくゴクゴク飲めました。とろみはほんの少しあり、喉に絡みつくほどではなく、少しお腹に溜まる程度。食感は特にありません。

冷蔵で販売されていましたが、ホテルに戻ってからは常温で保存し、常温のまま飲みました。日本の商品で近いものは思い浮かびません。

率直な満足度としては「日本にもあったら是非買いたい」レベルで、キャンペーン価格の約200円なら安いと感じますが、通常の約300円でも高くはない印象です。同じメーカーの別フレーバーがあれば試してみたいと思いました。

GS25|チョコバナナ味とZERO栗味

GS25の店舗外観
GS25のプロテインドリンク売り場の棚

GS25では2本購入しました。1本目は350mlのペットボトルタイプで、タンパク質量45gと記載されたチョコバナナ味です。チョコバナナ味以外にも味が良くわからない2種が存在していました。

価格は3,900ウォン(約390円)で、トレーニングをしている身からすると、この価格でタンパク質45gはコスパが良い部類だと感じました。

というかそもそもこの量でタンパク質45gも摂取できるものが存在することに驚きです。茹でた鶏むね肉であれば約120gは食べないといけないので、それがドリンクで摂取できるのであれば日本にも欲しいと思いました。

GS25で購入したチョコバナナ味プロテインドリンクのパッケージ

飲んでみると、かなりドロドロとしたタイプでお腹にしっかり溜まる感覚でした。甘さは控えめでチョコレートの風味が強く、飲んだ後にバナナの香りが鼻から抜けます。バナナが嫌いでなければ、この味を嫌う人は少ないだろうと思う仕上がりでした。

もう1本は、タンパク質量21gと記載された栗味です。1本2,900ウォン(約290円)で、こちらも1本購入すると1本無料になるキャンペーンがあり、2本で1本あたり約150円で購入できました。パッケージに「ZERO」の文字があったので翻訳アプリで確認したところ「糖類ゼロ」とのことでした。

GS25で購入した栗味プロテインドリンクのパッケージ

飲んでみると、こちらも少しドロッとした液体で、わずかに喉に絡む感覚がありました。糖類ゼロにもかかわらず甘さはしっかり感じられ、飲みやすい印象です。香りは確かに栗味なのですが、個性としてはそこまで強くなく、毎日飲むというよりは「たまに飲む」くらいがちょうど良さそうな味でした。

セブンイレブン|メロン味

韓国のセブンイレブンの店舗外観
韓国のセブンイレブンのプロテインドリンク売り場の棚

最後に立ち寄ったセブンイレブンでは、タンパク質量20gのメロン味を購入しました。価格は2,900ウォン(約290円)で、ここでも2本購入で1本無料のキャンペーンがあり、2本分580円(約290円×2)で3本を入手できました。1本あたりに換算すると約193円です。

セブンイレブンで購入したメロン味プロテインドリンクのパッケージ

飲んでみると、他の2本と比べてサラサラとしたタイプの液体で、甘さは控えめでちょうど良いバランスでした。ゴクゴクと飲み干せる軽さがあり、飲んだ後に鼻からメロンの香りが抜けますが、メロンらしさが強く主張してくるタイプではありません。この軽さなら毎日でも飲めると感じました。

3店舗を回ってみて感じたこと

3店舗を回って共通していたのが、「2本購入で1本無料」というキャンペーンの多さです。今回購入した4本のうち3本がこの形式のキャンペーン対象で、単品価格だけを見るとやや高めに感じても、実質価格で見ると1本150〜200円程度まで下がるケースが目立ちました。プロテインドリンクを日常的に定着させるための販促として、かなり効果的だと感じます。

また、タンパク質量も20g台〜45g台と商品によって幅があり、パッケージにきちんと大きく表示されている点も好印象でした。日本のコンビニプロテインは10g前後のものも多い印象があるので、韓国の商品はやや高タンパク寄りの商品も選択肢に入っている印象です。

味の傾向としては、さつまいも・チョコバナナ・栗・メロンと、日本のコンビニではあまり見かけないフレーバーが並んでいました。とろみの強さや甘さのバランスも商品ごとに個性があり、「プロテインドリンク=味が薄い・美味しくない」というイメージは、少なくとも今回飲んだ4本に関しては当てはまりませんでした。

韓国のジム事情|江南区のエニタイムフィットネスに行ってみた

江南区のエニタイムフィットネスの店内の様子

プロテインドリンクだけでなく、せっかくの滞在なので江南区(カンナム区)のエニタイムフィットネスにも実際に行ってみました。エニタイムフィットネスは日本でもおなじみの24時間ジムですが、韓国の店舗がどんな雰囲気なのか気になっていました。

ホテルにジムが併設されているところもありますが、今回宿泊したホテルにはジムが付いていなかったためトレーニングをしに来ました。海外に行ってもより筋肉を大きくできるように、維持できるように気を抜きません。

江南区のエニタイムフィットネスのトレーニングエリア

実際に利用してみた印象として、日本の店舗と大きな違いは感じませんでした。落ち着いた雰囲気で、周りを気にせずトレーニングに集中できる環境が整っていました。

入店方式も日本と同様で、エニタイムフィットネスの会員キーを持っていれば、世界中どの店舗でも24時間いつでも入館できます。今回も普段使っている日本の会員キーで、そのまま江南区の店舗に入ることができました。

海外のフィットネス事情を旅行中の選択肢として

旅行中のタンパク質補給というと、粉末プロテインを持っていく方法がまず思い浮かびますが、今回のように現地のコンビニで手軽に調達するという選択肢も十分にありだと実感しました。

パウダーとシェイカーを持ち運ぶ手間を考えると、身1つで立ち寄ってその場で飲めるプロテインドリンクは、旅行中の身軽さという点で大きなメリットがあります。

実は今回いつタンパク質の摂取ができるかわからないため自宅から開け半端のプロテイン1kgとシェイカーをスーツケースに入れて持ってきました。しかし韓国のコンビニでこれだけプロテインドリンクが充実していて、値段も安く、高タンパクで美味しいので、持ってきたプロテインは全く飲まずに荷物になってしまいました。

次に海外へ行くときは、かさばるパウダーではなく、プロテインバーのような携帯性の高い商品を持っていく方が身軽で正解かもしれません。

トレーニング環境についても同様で、エニタイムフィットネスのように世界共通の会員システムを持つジムであれば、海外にいてもいつもの習慣を崩さずに続けられます。旅行や出張が多い人にとって、こうした「現地調達・現地継続」の選択肢を知っておくと、フィットネスの習慣を無理に中断せずに済みます。

まとめ

韓国のコンビニは、プロテインドリンクの品揃えの豊富さもタンパク質量の高さも、日本の感覚からするとかなり充実していました。さつまいも・チョコバナナ・栗・メロンと、どれも日本ではなかなか見かけない個性的なフレーバーで、実際に飲んでみないと分からない発見がたくさんありました。

ジムについては日本と大きく変わらない安心感がありつつ、コンビニのプロテイン事情には韓国ならではの面白さが詰まっていました。海外に行く機会があれば、コンビニのプロテインコーナーを覗いてみると、思わぬ発見があるかもしれません。