筋トレ知識

筋トレで体重増加は普通?原因と対策を初心者向けに徹底解説

「ダイエットのために筋トレを始めたのに、体重が増えてしまった…」そんな経験はありませんか?

実は筋トレで体重が増えるのは、決して悪いことではありません。むしろ、体が変化している証拠なんです。

私も週2回のパーソナルトレーニングを始めてから、体重が84kgから91kgまで増量しました。最初は不安でしたが、トレーナーから「これは筋肉が増えている証拠」と説明を受け、安心して続けることができました。

この記事では、筋トレで体重が増える3つの理由と、いつから体重が減り始めるのか、そして体重を気にしすぎない考え方について解説します。

目次
  1. 筋トレで体重が増える3つの理由
    1. 理由①筋肉は脂肪より重いから
    2. 理由②体内の水分量が増加するから
    3. 理由③食事量が無意識に増えているから
  2. 筋トレで体重が増えるのはいつまで?期間別の変化
    1. 翌日〜1週間:水分によるむくみで1〜2kg増加
    2. 2週間〜1ヶ月:筋肉量が増え始める
    3. 3〜6ヶ月:体重が減り始める時期
  3. 男性と女性で体重の増え方は違う?
    1. 男性の場合:筋肉が付きやすく体重増加も早い
    2. 女性の場合:筋肉は付きにくいが見た目の変化が早い
  4. 筋トレで体重が増えるメリット5つ
    1. ①基礎代謝が上がり、痩せやすい体質になる
    2. ②見た目が引き締まり、スタイルが良くなる
    3. ③骨密度が向上し、骨粗しょう症予防になる
    4. ④姿勢が良くなり、肩こり・腰痛が改善される
    5. ⑤生活習慣病のリスクが低下する
  5. 筋トレで増えた体重を減らす3つの方法
    1. 方法①有酸素運動を組み合わせる
    2. 方法②インナーマッスルを鍛える
    3. 方法③食事内容を見直す
  6. 体重より見た目を意識すべき理由
    1. 体重計の数字はあてにならない
    2. 重視すべきは体脂肪率とサイズ
    3. 鏡に映る自分の姿が一番の指標
  7. 筋トレで体重が増える理由のよくある質問
    1. Q1. 筋トレの翌日に体重が2kg増えました。これは普通ですか?
    2. Q2. 女性ですが、筋トレでムキムキにならないか心配です。
    3. Q3. 筋トレしているのに体重が全く減りません。何が原因ですか?
    4. Q4. プロテインを飲むと太りますか?
    5. Q5. 体重が増え続けているのですが、いつ止まりますか?
  8. まとめ:筋トレで体重が増えるのは成功の証

筋トレで体重が増える3つの理由

筋肉と脂肪の体積比較図・同じ重さでも筋肉の方が体積が小さいことを示すイラスト

理由①筋肉は脂肪より重いから

筋トレで体重が増える最大の理由は、筋肉が脂肪よりも重いことです。

筋肉と脂肪の密度を比較すると、筋肉は1立方センチメートルあたり約1.1g、脂肪は約0.9gと言われています。つまり、同じ体積でも筋肉の方が約20%重いのです。

例えば、5リットル分の脂肪が筋肉に置き換わった場合、約1kgの体重差が生まれます。体重計の数字は増えているのに、鏡で見ると体が引き締まって見える…これは筋肉と脂肪の密度の違いによるものなんです。

私の場合、パーソナルトレーニングを始めて3ヶ月で体重が84kgから91kgまで増えました。最初は「太ってしまったのでは?」と不安になりましたが、周りの人からは「痩せた?引き締まったね」と言われることが増えたんです。

これは、脂肪が減って筋肉が増えたことで、体重は増えても見た目は引き締まったためです。筋肉量が増えると基礎代謝も上がるため、長期的には脂肪を燃焼しやすい体質に変わっていきます。

ポイント
筋肉は脂肪より重いため、体重が増えても見た目は引き締まります。体重計の数字だけでなく、鏡に映る自分の姿も確認しましょう。

理由②体内の水分量が増加するから

筋トレをすると、一時的に体内の水分量が増加します。これが体重増加の2つ目の理由です。

筋トレを行うと筋肉に微細な損傷が生じ、その損傷を修復するために体が水分を集めます。これは筋肉の回復を助ける自然なプロセスで、「超回復」と呼ばれる筋肉の成長に欠かせないメカニズムです。

また、筋肉はエネルギー源としてグリコーゲン(糖質)を蓄えますが、このグリコーゲンは水分を引き寄せる性質があります。筋トレを始めると、筋肉内のグリコーゲン貯蔵量が増えるため、それに伴って水分も多く保持されるようになります。

筋肉は約80%が水分で構成されており、脂肪組織の約33%と比べて多くの水分を保持します。筋トレを継続すると筋肉量とともに体内の水分保持量も増えるため、体重が増加することがあるのです。

特に女性の場合、ホルモンの影響で水分をため込みやすく、月経周期の関係でむくみやすい時期もあります。ただし、こうした体内水分量による体重変動は一過性で、数日から1週間程度で元に戻るケースがほとんどです。

安心してください
筋トレ後の水分による体重増加は一時的なもの。脂肪が増えたわけではないので心配不要です。むしろ筋肉が成長している証拠と捉えましょう。

理由③食事量が無意識に増えているから

バランスの良い食事を楽しむ人の様子・健康的な食生活のイメージ

筋トレを始めると、無意識のうちに食事量が増えてしまうことがあります。これが体重増加の3つ目の理由です。

筋トレを行うと体のエネルギー消費が増え、結果として食欲が増加します。「筋トレをしたから少しくらい多めに食べても大丈夫」という油断から、ついつい食べすぎてしまうことも。

摂取カロリーが消費カロリーを上回れば、当然体重は増加します。筋トレの消費カロリーは有酸素運動に比べて少ないため、食事管理を怠ると体重が増える要因になってしまいます。

また、タンパク質の補給のためにプロテインを摂取する場合、種類によってはカロリーが高く、過剰に摂取すると脂肪として蓄積される可能性があるため注意が必要です。

筋肉の成長にはタンパク質が不可欠ですが、食事の質と量のバランスを保ち、必要なカロリー・摂取量に収める意識を持つことが大切です。

注意
「筋トレしたから食べてもいい」は要注意。摂取カロリーが消費カロリーを上回れば、脂肪が増えて体重増加につながります。

筋トレで体重が増えるのはいつまで?期間別の変化

筋トレで体重が増えるのは一時的なもので、継続することで体重は減少傾向に転じます。ここでは、期間別に体重の変化を詳しく解説します。

翌日〜1週間:水分によるむくみで1〜2kg増加

筋トレを始めた直後から1週間は、水分による一時的な体重増加が見られます。

特に初めて筋トレを行った場合や、普段とは異なる強度でトレーニングした場合、筋肉の炎症反応により損傷部位に水分が集まるため、1〜2kg程度の体重増加を感じることがあります。

また、筋肉内のグリコーゲン貯蔵量が増えることで、それに結びつく水分も増加します。これは筋トレ上級者でも、脚などの大きな筋肉をトレーニングした後にはよく見られる現象です。

この時期の体重増加は、筋肉が成長している証拠であり、決して悪いことではありません。数日から1週間程度で自然に解消されるため、過度に心配する必要はないのです。

2週間〜1ヶ月:筋肉量が増え始める

ジムでダンベルトレーニングをする人・筋トレに励む様子

筋トレを始めて2週間から1ヶ月の期間は、「初心者ボーナス」と呼ばれる筋肉が成長しやすい時期です。

この期間は体が新しい運動に適応する過程であり、筋肉量と水分量が増加するため、体重が0.5〜1kg程度増えることがあります。筋肉量の増加に伴い、見た目にも少しずつ変化が現れ始めます。

私の場合、パーソナルトレーニングを始めて1ヶ月で体重が2kg増えました。最初は戸惑いましたが、ベンチプレスの扱える重量が40kgから50kgに伸びたことで、「確実に筋肉が付いている」と実感できました。

この時期は体重が増えても、体脂肪率は減少傾向にあることが多いです。体重計の数字だけでなく、トレーニングで扱える重量の向上や、服のサイズ感の変化にも注目してみましょう。

また、この期間は筋肉痛が起こりやすく、「トレーニングが楽になってきた」という変化を感じ始める方も多い時期です。継続することで、さらに大きな変化が待っています。

3〜6ヶ月:体重が減り始める時期

筋トレを継続して3〜6ヶ月が経過すると、体重が減少傾向に転じることが多いです。

この期間を通じて筋トレを続けると、筋肉量が増加し基礎代謝が向上します。基礎代謝が上がると日常生活でも消費カロリーが増え、運動していない時間帯でも脂肪が燃焼されやすくなります。

私の場合、3ヶ月の増量期で体重が91kgまで増えた後、減量期に入りました。現在は88kgまで落とすことができ、さらに引き締まった体を目指しています。トレーナーからは「筋肉を維持しながら月2kg程度のペースで減量していきましょう」とアドバイスを受けています。

この時期になると、筋力の向上や体の引き締まりを明確に実感できます。ベンチプレスは75kg×10回、スクワットは110kg×8回まで伸び、「筋トレの効果」を身をもって感じられるようになりました。

見た目にも明確な変化が見られ、Tシャツを着たときの体型の違いや、周りの人から「引き締まったね」と言われることが増えてきます。

重要なポイント
3〜6ヶ月は我慢の時期。筋肉が育ち、基礎代謝が上がる大切な期間です。体重の数字に一喜一憂せず、継続することが何より重要です。

男性と女性で体重の増え方は違う?

筋トレによる体重変化の傾向は、男性と女性で異なります。それぞれの特徴を理解しておくことで、不安なくトレーニングを続けられます。

男性の場合:筋肉が付きやすく体重増加も早い

男性がジムで筋力トレーニングをしている様子・バーベルトレーニング

男性は筋肉が付きやすいため、筋トレを始めると体重が比較的早く増加します。

これは男性ホルモンであるテストステロンの影響で、筋肉の成長が促進されるためです。筋トレを始めて数週間から3ヶ月で筋肉量が増えやすく、体重の増加を実感する人が多い傾向にあります。

初心者の場合、適切なトレーニングと栄養管理を行えば、年間5〜10kg程度の筋肉増加も可能です。2年目は2〜3kg、3年目は1〜2kg、それ以降は年間0.5kg増えれば良い方だとされています。

また、男性は女性と比較すると元々の筋肉量も多いため、基礎代謝が高まりやすく脂肪燃焼の効果も期待できます。そのため、筋トレを継続すると体重増加の後、比較的早く体重が減少傾向に転じることが多いです。

女性の場合:筋肉は付きにくいが見た目の変化が早い

女性は男性と比べて筋肉が付きにくいため、筋トレによる体重増加は緩やかなことが多いです。

一般的に女性の筋肉量は男性の50〜70%程度とされており、体重増加もゆっくりです。初心者の場合、年間2〜5kg程度の筋肉増加が目安となります。

しかし、女性の場合は体の引き締まりを感じやすく、見た目の変化が体重の変化以上に現れることが多いのが特徴です。特に下半身や体幹部に変化が現れやすいため、ウエストやヒップ、太もものサイズ変化を実感しやすいでしょう。

また、女性ホルモンの影響により、月経周期の関係でむくみやすい時期があります。そのため、体重の日々の変動に一喜一憂するのではなく、1〜2週間単位での変化を見ることが大切です。

筋トレは骨密度の向上にも効果があり、特に女性にとっては骨粗しょう症の予防にもつながります。見た目の変化だけでなく、健康面でも大きなメリットがあるのです。

筋トレで体重が増えるメリット5つ

筋トレで体重が増えることには、実は多くのメリットがあります。体重計の数字だけでなく、体全体の変化に目を向けてみましょう。

①基礎代謝が上がり、痩せやすい体質になる

筋肉量が増えると、基礎代謝が向上します。基礎代謝とは、何もしなくても消費されるエネルギーのことで、1日の消費エネルギーの約60〜70%を占めています。

研究によると、筋肉(除脂肪量)が1kg増えると、基礎代謝が1日あたり約50kcal増加するとされています。これは1ヶ月で約1,500kcal、1年で約18,000kcalの差になります。

つまり、筋肉が増えれば何もしなくてもカロリーを多く消費できる体になり、太りにくく痩せやすい体質に変わっていくのです。リバウンドしにくい体作りにもつながります。

②見た目が引き締まり、スタイルが良くなる

引き締まった体のシルエット・筋トレで手に入れた美しい体型

筋肉は脂肪より密度が高く体積が小さいため、筋肉が増えると体が引き締まって見えます。

体重が同じでも、筋肉量が多い人と脂肪が多い人では、見た目が全く異なります。筋肉が増えることで、ウエストやヒップ、太もものサイズがダウンし、メリハリのある体型になります。

私の場合、現在の体重91kgは以前の84kgよりも重いですが、見た目は明らかに引き締まっています。服のサイズはむしろ小さくなり、周りからも「痩せた?」と聞かれることが増えました。

③骨密度が向上し、骨粗しょう症予防になる

筋トレは骨に刺激を与えることで、骨密度を高める効果があります。

厚生労働省によると、骨はその長軸に対して物理的な刺激が加わると、微量の電流が骨に伝わり強さが増すとされています。筋トレによる適度な負荷は、骨密度の向上につながり、骨折のリスクを減少させます。

特に女性は加齢とともに骨密度が低下しやすいため、若いうちから筋トレを行うことで、将来の骨粗しょう症予防にもつながります。

④姿勢が良くなり、肩こり・腰痛が改善される

筋トレで体幹が強化されると、正しい姿勢を維持しやすくなります。

特にデスクワークが多い方は、背中や腰の筋肉が弱くなり、猫背や反り腰になりがちです。筋トレで姿勢を支える筋肉を鍛えることで、肩こりや腰痛の改善にもつながります。

正しい姿勢を保てるようになると、日常生活の動作も楽になり、疲れにくい体になります。

⑤生活習慣病のリスクが低下する

筋トレを実施している人は、していない人に比べて、心血管疾患やがん、糖尿病などの生活習慣病の発症リスクが10〜17%低いと報告されています。

筋肉量が増えることで血糖値のコントロールが改善され、血圧やコレステロール値の改善にもつながります。また、体温が維持されやすくなることで、冷え性の改善や免疫力の向上も期待できます。

筋トレのメリット
筋トレによる体重増加は、健康的な体作りの第一歩。数字ではなく、体の変化に注目しましょう。長期的には、太りにくく疲れにくい体を手に入れられます。

筋トレで増えた体重を減らす3つの方法

筋トレで体重が増えた場合、適切な方法で調整することで、筋肉を維持しながら体脂肪を減らすことができます。

方法①有酸素運動を組み合わせる

公園でジョギングを楽しむ人・有酸素運動で健康的にダイエット

筋トレだけでなく、有酸素運動を組み合わせると効率的に脂肪を燃焼できます。

おすすめの有酸素運動は、ウォーキング、ジョギング、水泳などの低~中強度の運動です。筋トレ後に20〜30分程度の有酸素運動を行うと、脂肪燃焼効果が高まります。

厚生労働省では、健康維持のために「1日60分以上の身体活動」「1日8,000歩以上」を目安とした運動を推奨しています。通勤や買い物を徒歩にする、家事の合間にストレッチをするなど、日常生活に取り入れやすい運動から始めてみましょう。

ただし、有酸素運動をやりすぎると筋肉が分解されてしまう可能性があります。週に2〜3回、1回あたり30分程度が適切です。

注意点
有酸素運動をやりすぎると、せっかく増やした筋肉が分解されてしまいます。週2〜3回、30分程度の適度な頻度を守りましょう。

方法②インナーマッスルを鍛える

インナーマッスルを鍛えることで、筋肉量増加による体重増加を抑えながら基礎代謝を高められます。

インナーマッスルとは、姿勢の保持や関節の安定、内臓のサポートなどに関わる、体の深部にある筋肉です。見た目に大きな変化をもたらすアウターマッスルと違い、インナーマッスルは筋肉量の増加による体重増加を抑えながら、脂肪燃焼をサポートする効果が期待できます。

代表的なトレーニング方法として、プランクがおすすめです。プランクは自重で行えて、インナーマッスル全体にアプローチできます。

プランクの基本手順:

  1. 床にうつ伏せになり、両肘を肩の真下に付けて前腕を床に置く
  2. 足は腰幅に開き、つま先を立てる
  3. 肘とつま先で体を支えるようにして、体をまっすぐ持ち上げる
  4. 視線は斜め下に向け、首から足まで一直線になる姿勢を20〜30秒キープ
  5. 終了後はゆっくりと体を床に戻す

最初は20秒からスタートし、慣れてきたら徐々に時間を延ばしていきましょう。

方法③食事内容を見直す

高タンパク低脂質のバランスの良い食事・筋トレに最適な健康的な食事

筋肉の維持や脂肪燃焼を効率よく進めるためには、栄養バランスの整った食事が欠かせません。

ただ食事量を減らすのではなく、タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルをバランスよく摂取する必要があります。特にタンパク質は筋肉の修復と合成を支える栄養素であり、炭水化物はトレーニングのエネルギー源として欠かせません。

極端な食事制限や糖質制限をしてしまうと、タンパク質がエネルギーとして消費され、筋肉量が減る可能性があります。食事では主食・主菜・副菜を意識しながら、以下のような食品を積極的に取り入れましょう。

おすすめの食材:

  • タンパク質:鶏むね肉、魚、卵、豆類、豆腐
  • 炭水化物:玄米、オートミール、さつまいも、そば
  • 脂質:ナッツ、アボカド、オリーブオイル、青魚
  • ビタミン・ミネラル:野菜、果物、海藻、きのこ

調理方法も重要です。揚げ物を控え、蒸す・茹でる・焼くなどの調理法を選ぶと、摂取カロリーを抑えやすくなります。食事量が少なくて満足できない場合は、野菜や汁物などでかさ増しをして満腹感を得る工夫も効果的です。

食事管理のポイント
極端な糖質制限は禁物。筋肉のエネルギー源である炭水化物も適度に摂取しましょう。バランスの良い食事が、筋肉を維持しながら脂肪を減らす鍵です。

体重より見た目を意識すべき理由

体重計の数字はあてにならない

体重計の数字は、体の状態を表す指標の一つに過ぎません。

筋肉と脂肪の重さの違い、水分量による日々の変動など、さまざまな要因で体重は変化します。体重が同じでも、筋肉量が多い人と脂肪が多い人では、体型は全く異なります。

例えば、体重60kgで体脂肪率30%の人と、体重60kgで体脂肪率20%の人では、見た目に大きな差があります。後者の方が引き締まって見え、健康的な印象を与えます。

同じ体重でも体脂肪率で見た目が異なることを示す比較図・体重より体型が重要

重視すべきは体脂肪率とサイズ

体重よりも、体脂肪率やサイズの変化に注目しましょう。

体脂肪率は、体組成計で測定できます。定期的に測定することで、筋肉量と脂肪量のバランスを把握できます。また、ウエスト、ヒップ、太ももなどのサイズを測定することで、体の引き締まりを数値で確認できます。

私の場合、週2回のパーソナルトレーニング時に体脂肪率を測定しています。現在は体脂肪率30%ですが、減量期を通じて15%以下を目指しています。体重だけでなく、体脂肪率の推移を見ることで、トレーニングの効果を実感できます。

写真で記録を残すのもおすすめです。同じ角度、同じ時間帯、同じ服装で撮影することで、見た目の変化を客観的に確認できます。

鏡に映る自分の姿が一番の指標

最終的に、鏡に映る自分の姿が一番の指標です。

定期的に全身を鏡でチェックし、体の引き締まりや筋肉のラインを確認しましょう。服のサイズ感の変化や、以前は入らなかったパンツが履けるようになったなど、日常生活での変化も重要な指標です。

また、周りの人の反応も参考になります。私の場合、体重が91kgまで増えた時期でも、「痩せた?」「引き締まったね」と言われることが増えました。これは、体重は増えても見た目が引き締まっていた証拠です。

体重計の数字に一喜一憂するのではなく、鏡に映る自分の姿、服のサイズ感、周りの反応など、総合的な視点で体の変化を判断することが大切です。

筋トレで体重が増える理由のよくある質問

Q1. 筋トレの翌日に体重が2kg増えました。これは普通ですか?

A. 普通です。筋肉の修復に水分が使われるため、一時的に体重が増えます。特に初めて筋トレを行った場合や、強度の高いトレーニングをした場合は、2kg程度の増加は珍しくありません。2〜3日で元に戻るので心配不要です。

Q2. 女性ですが、筋トレでムキムキにならないか心配です。

A. 心配ありません。女性は男性ホルモン(テストステロン)が少ないため、通常の筋トレでムキムキになることはほとんどありません。むしろ、引き締まった美しい体型になります。ボディビルダーのような体型になるには、専門的なトレーニングと食事管理が必要です。

Q3. 筋トレしているのに体重が全く減りません。何が原因ですか?

A. 主に2つの原因が考えられます。1つ目は、食事量が増えている可能性です。筋トレをすると食欲が増すため、無意識のうちに摂取カロリーが消費カロリーを上回っていることがあります。摂取カロリーと消費カロリーを見直しましょう。2つ目は、まだ期間が短い可能性です。体重が減り始めるのは3〜6ヶ月かかることが多いため、継続が必要です。

Q4. プロテインを飲むと太りますか?

A. 適量であれば太りません。プロテイン自体は低カロリー・高タンパクで、筋肉の成長をサポートする優れた栄養補助食品です。ただし、過剰摂取すればカロリーオーバーになります。タンパク質の適量は、体重1kgあたり1.2〜2g程度が目安です。体重70kgの人なら、1日84〜140g程度が適量となります。

Q5. 体重が増え続けているのですが、いつ止まりますか?

A. 個人差がありますが、3〜6ヶ月で体重増加は止まり、減少に転じることが多いです。ただし、食事管理も重要です。摂取カロリーが消費カロリーを大きく上回っている場合は、体重が増え続ける可能性があります。体脂肪率も合わせて確認し、脂肪が増えている場合は食事内容を見直しましょう。

まとめ:筋トレで体重が増えるのは成功の証

筋トレで体重が増える主な理由は以下の3つです:

  1. 筋肉は脂肪より重いから(密度が約20%高い)
  2. 体内の水分量が増加するから(一時的なむくみ)
  3. 食事量が無意識に増えているから(食欲の増加)

体重増加は一時的なもので、3〜6ヶ月継続すれば体重は減り始めます。重要なのは、体重の数字ではなく、見た目の変化や体脂肪率、そして何より自分の体調です。

私も最初は体重が84kgから91kgまで増えて不安でしたが、今では「筋肉が育っている証拠」と前向きに捉えられるようになりました。現在は減量期で88kgまで落とし、体脂肪率30%から15%以下を目指してトレーニングを続けています。

ベンチプレスは40kgから75kgに、スクワットは55kgから110kgに伸び、明らかに体が変わったことを実感しています。周りからも「引き締まったね」と言われることが増え、筋トレを続けてきて本当に良かったと感じています。

筋トレは長期戦です。体重の数字に一喜一憂せず、鏡に映る自分の姿や、日々の体の変化を楽しみながら続けていきましょう。数ヶ月後、今よりもっと引き締まった体を手に入れられるはずです。

最後に
体重が増えても焦らないでください。それは体が成長している証拠です。3〜6ヶ月後には、きっと今の努力が報われます。一緒に頑張りましょう!

✍️ 著者プロフィール

コウ | FitLife Blog運営者
30代前半、システム開発会社経営者兼エンジニア。2024年9月からチョコザップで約10ヶ月トレーニングするも成果なし。2025年7月よりパーソナルトレーニング開始(週2回)。3ヶ月でベンチプレス40kg→75kg、スクワット55kg→110kgを達成。現在は減量期で、2026年夏に「海やプールで自信を持って上半身を見せられる体」を目指している。