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初心者向けプロテインおすすめ10選!失敗しない選び方を完全解説

プロテインを飲み始めたいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない…そんな悩みを抱えていませんか?

ドラッグストアやネット通販を見ても、ホエイ、ソイ、カゼインと種類がたくさんあり、値段も味もバラバラ。初心者にとって、プロテイン選びは本当に難しいものです。

この記事では、プロテイン初心者のあなたが失敗しない選び方と、目的別のおすすめ商品10選を徹底解説します。筋肉をつけたい人もダイエットしたい人も、この記事を読めば自分にぴったりのプロテインが見つかります。パーソナルトレーニングで3ヶ月間プロテインを活用し、ベンチプレスを40kgから75kgまで伸ばした実体験も交えながら、初心者目線でわかりやすくお伝えします。

目次
  1. プロテインとは?初心者が知っておくべき基礎知識
    1. プロテインの役割と効果
    2. 初心者がプロテインを飲むべき理由
    3. プロテインは太る?よくある誤解を解消
  2. プロテインの種類|初心者はまずこれを理解しよう
    1. ホエイプロテイン|迷ったらこれ一択!
    2. カゼインプロテイン|就寝前や間食に
    3. ソイプロテイン|ダイエット目的ならこれ
    4. 【結論】初心者はホエイプロテイン(WPC)から始めよう
  3. 初心者向けプロテインの選び方|5つのポイント
    1. 【選び方①】目的で選ぶ
    2. 【選び方②】たんぱく質含有量・含有率で選ぶ
    3. 【選び方③】価格・コスパで選ぶ
    4. 【選び方④】味・飲みやすさで選ぶ
    5. 【選び方⑤】その他の配合成分で選ぶ
  4. 初心者におすすめのプロテイン10選【目的別】
    1. 【筋肉増強向け】おすすめホエイプロテイン5選
    2. 【ダイエット向け】おすすめソイプロテイン3選
    3. 【初心者向け】おすすめプロテイン2選
  5. プロテインの飲み方|初心者が押さえるべき基本
    1. プロテインを飲むベストなタイミング
    2. 水と牛乳、どちらで割るべき?
    3. 1日に飲む量と頻度
    4. 美味しく飲むコツ
  6. プロテインに関するよくある質問(Q&A)
    1. Q1. プロテインを飲むと太りますか?
    2. Q2. プロテインはいつから効果が出ますか?
    3. Q3. プロテインは腎臓に悪いですか?
    4. Q4. プロテインを飲まずに筋トレしても効果はありますか?
    5. Q5. 女性がプロテインを飲んでもムキムキにならない?
    6. Q6. プロテインの保存方法は?
    7. Q7. プロテインはどこで買うのがお得?
  7. 【実体験】パーソナルトレーニング3ヶ月でわかったプロテインの重要性
  8. まとめ|初心者はまずホエイプロテインから始めよう

プロテインとは?初心者が知っておくべき基礎知識

プロテインについて、まずは基本的なことから理解していきましょう。「プロテイン=筋肉ムキムキの人が飲むもの」というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実はそうではありません。

プロテインの役割と効果

プロテインとは、たんぱく質を効率的に摂取できる栄養補助食品のことです。英語で「Protein」はたんぱく質を意味し、私たちの体の約20%はたんぱく質でできています。

たんぱく質は筋肉の材料になるだけでなく、髪、爪、肌、内臓、ホルモン、免疫細胞など、体のあらゆる部分を作る重要な栄養素です。プロテインを飲むことで、1杯で鶏むね肉100g分に相当する約20gのたんぱく質を手軽に摂取できます。

食事だけでこれだけのたんぱく質を摂ろうとすると、調理の手間もかかりますし、余分な脂質やカロリーも一緒に摂ってしまいます。プロテインなら、水や牛乳に溶かすだけで、必要なたんぱく質だけを効率的に補給できるのです。

初心者がプロテインを飲むべき理由

成人が1日に必要なたんぱく質の量は、体重×1〜1.5gが目安とされています。体重60kgの人なら、1日に60〜90gのたんぱく質が必要です。筋トレなどの運動をしている人は、体重×1.6g以上のたんぱく質を摂る必要があります。

しかし、忙しい現代人の食生活では、普段の食事だけで十分なたんぱく質を摂取するのは簡単ではありません。朝は忙しくて菓子パンだけ、昼は麺類やおにぎり、夜も疲れて簡単な食事で済ませる…こんな生活では、たんぱく質が圧倒的に不足してしまいます。

たんぱく質が不足すると、筋肉が分解されてしまい、せっかくのトレーニング効果が半減してしまいます。プロテインを活用することで、手軽に不足分を補い、トレーニングの効果を最大化できます。

プロテインは太る?よくある誤解を解消

「プロテインを飲むと太る」という話を聞いたことがあるかもしれません。しかし、これは誤解です。プロテイン自体が太る原因になるわけではありません。

太る仕組みはシンプルで、「摂取カロリー>消費カロリー」の状態が続くと体重が増えます。プロテインも食品なのでカロリーはありますが、1杯あたり100〜120kcal程度と決して高くありません。

問題になるのは、普段の食事に加えてプロテインを飲み、さらに運動もせずに過ごしていると、当然カロリーオーバーで太ってしまうということです。適切な量を守り、運動と組み合わせれば、プロテインで太ることはありません。むしろ、筋肉をつけて基礎代謝を上げ、痩せやすい体を作るのに役立ちます。

プロテインの種類|初心者はまずこれを理解しよう

3種類のプロテインパウダーが並んでいる様子

プロテインには大きく分けて3つの種類があります。それぞれ原料や吸収速度、効果が異なるため、目的に合わせて選ぶことが大切です。

ホエイプロテイン|迷ったらこれ一択!

ホエイプロテインは、牛乳から作られる動物性プロテインです。ヨーグルトの上澄みにできる液体(乳清)に含まれるたんぱく質を抽出したもので、日本で販売されているプロテインの大半がこのホエイプロテインです。

ホエイプロテインの特徴:

  • 吸収が速い(1〜2時間で体内に吸収)
  • 筋肉の材料になるBCAA(分岐鎖アミノ酸)が豊富
  • 水に溶けやすく飲みやすい
  • 筋トレ後の栄養補給に最適
  • 味のバリエーションが豊富

ホエイプロテインはさらに製法によって3種類に分かれます。

①WPC(ホエイプロテインコンセントレート)
たんぱく質含有率は約80%前後。価格が比較的安く、初心者に最もおすすめです。乳糖やミネラルも残っているため栄養価が高い反面、乳糖不耐症の人はお腹がゆるくなることがあります。

②WPI(ホエイプロテインアイソレート)
たんぱく質含有率は約90%前後。乳糖をほぼ完全に除去しているため、お腹がゆるくなりやすい人でも安心です。価格はWPCより高めですが、純度の高いたんぱく質を摂取できます。

③WPH(ホエイプロテインハイドロライゼート)
ホエイプロテインをさらに分解(加水分解)したもので、最も吸収が速い製法です。価格も最も高く、上級者向けと言えます。

初心者はまずWPC(ホエイプロテインコンセントレート)から始めましょう。コスパが良く、効果も十分に実感できます。お腹がゆるくなる場合は、WPIに切り替えるのがおすすめです。

カゼインプロテイン|就寝前や間食に

カゼインプロテインも牛乳から作られる動物性プロテインですが、ホエイとは異なる性質を持っています。牛乳のたんぱく質の約80%がカゼインで、残りの20%がホエイです。

カゼインプロテインの特徴:

  • 吸収が遅い(7〜8時間かけてゆっくり吸収)
  • 腹持ちが良い
  • 就寝前の摂取に適している
  • 長時間の栄養補給が可能
  • とろみがあり、喉越しにクセがある

カゼインは胃の中で固まる性質があり、ゆっくりと消化されます。そのため、寝ている間も持続的に筋肉に栄養を送り続けることができます。ただし、とろみが強く飲みにくいと感じる人も多いため、初心者にはやや扱いにくいプロテインです。

ソイプロテイン|ダイエット目的ならこれ

ソイプロテインは、大豆から作られる植物性プロテインです。動物性のホエイやカゼインとは異なる特徴を持っています。

ソイプロテインの特徴:

  • 吸収が遅い(5〜6時間かけて吸収)
  • 低カロリー・低脂質
  • 腹持ちが良い
  • 大豆イソフラボンなどの栄養素も摂取可能
  • 乳糖を含まないため、乳糖不耐症の人も安心
  • 価格が安い(ホエイより30〜50%安い場合が多い)

ソイプロテインは、ダイエット中の置き換え食や間食として優れています。腹持ちが良いため空腹感を抑えられ、低カロリーなのでダイエット中でも安心です。ただし、筋肉増強効果はホエイプロテインに比べるとやや劣るとされています。

【結論】初心者はホエイプロテイン(WPC)から始めよう

3種類のプロテインを紹介しましたが、初心者にはホエイプロテイン(WPC)が最もおすすめです。理由は以下の通りです。

  • 価格が手頃で続けやすい
  • 吸収が速く、筋トレ後の栄養補給に最適
  • 味のバリエーションが豊富で飲みやすい
  • 効果を実感しやすい
  • 多くの人が使っているため情報が豊富

まずはホエイプロテインで慣れてから、目的や体質に合わせて他の種類を試してみるのが良いでしょう。

初心者向けプロテインの選び方|5つのポイント

プロテイン選びのチェックリストを確認する様子

プロテインの種類を理解したら、次は具体的な選び方を見ていきましょう。以下の5つのポイントを押さえれば、失敗することはありません。

【選び方①】目的で選ぶ

まず最も重要なのは、あなたがプロテインを飲む目的です。目的によって選ぶべきプロテインの種類が変わります。

筋肉をつけたい・体を大きくしたい
→ ホエイプロテイン(WPC)がおすすめ。吸収が速く、筋肉の材料になるアミノ酸が豊富です。

ダイエット・体を引き締めたい
→ ソイプロテインがおすすめ。低カロリーで腹持ちが良く、置き換えダイエットに最適です。

長時間の栄養補給・就寝前に飲みたい
→ カゼインプロテインがおすすめ。ゆっくり吸収されるため、寝ている間も栄養補給が続きます。

筋トレもダイエットも両方やりたい
→ ホエイプロテインとソイプロテインを使い分けるのがおすすめ。運動後はホエイ、間食や就寝前はソイという使い分けが効果的です。

【選び方②】たんぱく質含有量・含有率で選ぶ

プロテインを選ぶ際、パッケージに書かれている「たんぱく質含有量」と「たんぱく質含有率」を必ずチェックしましょう。

たんぱく質含有量
1食分(スプーン1杯分)で何gのたんぱく質が摂れるかを示します。一般的には15〜25gが目安です。筋トレをしている人は、1回あたり20g以上を目指しましょう。

たんぱく質含有率
プロテインパウダー全体のうち、たんぱく質が何%を占めるかを示します。計算式は「たんぱく質含有量÷1食分の量×100」です。

例えば、1食30gでたんぱく質が21g含まれる場合、含有率は70%(21÷30×100)となります。初心者は含有率75%以上のものを選ぶと良いでしょう。含有率が高いほど、余計な糖質や脂質が少なく、効率的にたんぱく質を摂取できます。

初心者向けのチェックポイント:パッケージの「栄養成分表示」を見て、1食あたりのたんぱく質が20g前後、含有率が75%以上であれば合格ラインです。

【選び方③】価格・コスパで選ぶ

プロテインは継続して飲むことが大切なので、無理なく続けられる価格かどうかも重要なポイントです。ただし、単純に「1袋○○円」で比較するのではなく、「たんぱく質1gあたりの単価」で比較しましょう。

計算方法は簡単です。「商品価格÷たんぱく質の総量」で算出できます。

例:
A商品:3,000円で1kg、たんぱく質含有率75% → 3,000円÷750g = 4円/g
B商品:5,000円で1kg、たんぱく質含有率85% → 5,000円÷850g = 5.88円/g

この場合、A商品の方がコスパが良いことになります。初心者の目安としては、たんぱく質1gあたり4〜6円程度であれば優秀と言えます。

初心者におすすめの価格帯:
1kg入りで3,000〜5,000円程度のものが、品質と価格のバランスが良くおすすめです。最初から高価なものを買う必要はありません。まずは手頃な価格のものから始めて、続けられそうなら品質を上げていくのが賢い選択です。

【選び方④】味・飲みやすさで選ぶ

どんなに栄養価が高くても、味がまずくて続けられなければ意味がありません。初心者がプロテインを挫折する理由の多くが「味が合わなかった」ことです。

初心者におすすめの味トップ3:

①チョコレート・ココア味
最も人気があり、飲みやすい定番の味です。水でも牛乳でも美味しく飲めます。プロテイン特有の風味をチョコの味でカバーできるため、初心者に最もおすすめです。

②バニラ味
シンプルで飽きにくい味です。コーヒーやココアパウダーを混ぜるなど、アレンジもしやすいのが特徴。甘すぎず、さっぱりした味わいが好きな人におすすめです。

③フルーツ系(ストロベリー、バナナなど)
さっぱりしていて、運動後でも飲みやすいのが特徴です。甘いのが苦手な人や、夏場に飲む場合におすすめ。水で割ってもジュース感覚で飲めます。

人工甘味料の有無もチェック
最近では、人工甘味料(アスパルテーム、スクラロースなど)不使用のプロテインも増えています。人工甘味料は独特の後味があるため、気になる人は「人工甘味料不使用」と書かれた商品を選びましょう。ただし、人工甘味料不使用の商品は価格が高めになる傾向があります。

注意:最初から大容量(3kg以上)を買うのは避けましょう。味が合わなかった場合、飲み切るのが苦痛になります。まずは1kg程度の少量パックで試してから、気に入ったら大容量を購入するのが賢い選択です。

【選び方⑤】その他の配合成分で選ぶ

プロテインには、たんぱく質以外にも様々な成分が配合されている商品があります。初心者のうちは基本的なものから始めて、慣れてきたら追加成分にも注目してみましょう。

ビタミン・ミネラル配合
多くのプロテインには、ビタミンB群やビタミンC、鉄分、カルシウムなどが配合されています。トレーニング中は通常より多くのビタミン・ミネラルが必要になるため、これらが配合されていると便利です。

BCAA・EAA配合
BCAA(分岐鎖アミノ酸)やEAA(必須アミノ酸)は、筋肉の分解を防ぎ、合成を促進する効果があります。本格的に筋トレをする人には有用ですが、初心者のうちは特に気にしなくてOKです。

美容成分配合(女性向け)
コラーゲンやヒアルロン酸、植物酵素などが配合された女性向けプロテインもあります。ダイエット目的の女性には嬉しい成分ですが、価格は高めになります。

初心者は、まずたんぱく質の含有率と価格を優先し、追加成分は「あれば嬉しい」程度に考えておくのが良いでしょう。

初心者におすすめのプロテイン10選【目的別】

様々なプロテイン商品が並んでいる様子

ここからは、初心者におすすめのプロテインを目的別に10個紹介します。すべて実際に人気が高く、評判の良い商品ばかりです。

【筋肉増強向け】おすすめホエイプロテイン5選

筋肉をつけたい、体を大きくしたい人には、吸収の速いホエイプロテインがおすすめです。

①ザバス ホエイプロテイン100 リッチショコラ味

国内シェアNo.1を誇る、日本で最も有名なプロテインです。明治が販売しており、ドラッグストアやスーパーでも手軽に購入できます。

  • たんぱく質含有量:1食21gあたり15g
  • たんぱく質含有率:約71%
  • 価格:1,050g 約5,000円(Amazon参考価格)
  • 特徴:7種類のビタミンB群+ビタミンC配合

リッチショコラ味は濃厚で飲みやすく、プロテイン初心者でも抵抗なく飲める味わいです。含有率はそれほど高くありませんが、信頼性と入手しやすさは抜群。迷ったらまずこれを選べば間違いありません。

②マイプロテイン Impact ホエイプロテイン

イギリス発のスポーツ栄養ブランドで、圧倒的なコストパフォーマンスが魅力です。

  • たんぱく質含有量:1食25gあたり21g
  • たんぱく質含有率:約84%
  • 価格:1kg 約3,000円(セール時は2,000円以下も)
  • 特徴:60種類以上のフレーバー、BCAA含有

セール時に購入すれば、たんぱく質1gあたり2〜3円という驚異的なコスパを実現できます。味の種類が非常に豊富なので、飽きずに続けられます。人気の味は「ナチュラルチョコレート」「ミルクティー」「抹茶ラテ」です。公式サイトでは頻繁にセールを開催しているので、要チェックです。

③ゴールドスタンダード 100%ホエイ

アメリカのOptimum Nutrition社が販売する、世界で最も売れているプロテインです。

  • たんぱく質含有量:1食32gあたり24g
  • たんぱく質含有率:約75%
  • 価格:907g 約5,500円(Amazon参考価格)
  • 特徴:WPI+WPC配合、BCAA 5.5g含有

品質の高さで定評があり、世界中のアスリートやボディビルダーに愛用されています。溶けやすく、ダマになりにくいのも特徴。本格的に筋トレに取り組みたい人におすすめです。人気の味は「ダブルリッチチョコレート」です。

④GronG(グロング)ホエイプロテイン100 WPC

日本のスポーツ栄養ブランドで、高品質ながら手頃な価格が魅力です。

  • たんぱく質含有量:1食29gあたり21.7g
  • たんぱく質含有率:約75%
  • 価格:1kg 約2,980円(Amazon参考価格)
  • 特徴:11種類のビタミン配合、国内製造

国産ブランドで安心感があり、価格も非常にリーズナブル。Amazonでの評価も高く、初心者が最初に選ぶプロテインとして最適です。味は「ココア風味」「バニラ風味」「ストロベリー風味」などがあり、どれも飲みやすいと評判です。

⑤ULTORA ホエイダイエットプロテイン

日本のプロテインブランドで、おしゃれなパッケージと高品質が特徴です。

  • たんぱく質含有量:1食30gあたり22.6g
  • たんぱく質含有率:約75%
  • 価格:1kg 約4,790円(公式サイト参考価格)
  • 特徴:人工甘味料不使用、7種のビタミン配合

人工甘味料を使わず、天然甘味料(ステビア)のみで味付けしているため、自然な甘さが特徴です。女性にも人気が高く、インスタ映えするパッケージデザインも魅力。味は「抹茶ラテ」「チョコレート」「クリアストロベリー」などがあります。

筋肉増強が目的なら、まずは「ザバス」か「グロング」から始めるのがおすすめ。コスパを重視するなら「マイプロテイン」、品質重視なら「ゴールドスタンダード」を選びましょう。

【ダイエット向け】おすすめソイプロテイン3選

ダイエット中や体を引き締めたい人には、低カロリーで腹持ちの良いソイプロテインがおすすめです。

⑥ザバス ウェイトダウン ヨーグルト風味

減量をサポートする成分を配合した、ダイエット特化型のソイプロテインです。

  • たんぱく質含有量:1食21gあたり16.8g
  • たんぱく質含有率:約80%
  • 価格:1,050g 約5,200円(Amazon参考価格)
  • 特徴:ガルシニアエキス配合、11種のビタミン+3種のミネラル

ガルシニアエキスは、脂肪の蓄積を抑える効果が期待される成分です。ヨーグルト風味はさっぱりしていて飲みやすく、ダイエット中でも無理なく続けられます。腹持ちも良好で、置き換えダイエットに最適です。

⑦アルプロン ソイプロテイン

国産大豆100%使用で、安心・安全なソイプロテインです。

  • たんぱく質含有量:1食20gあたり16.8g
  • たんぱく質含有率:約84%
  • 価格:1kg 約2,480円(Amazon参考価格)
  • 特徴:国産大豆100%、コスパ最強クラス

ソイプロテインの中でも特にコスパが良く、毎日飲んでも経済的負担が少ないのが魅力です。溶けやすさも改良されており、ダマになりにくいと好評。味は「チョコレート」「ストロベリー」「プレーン」などがあります。ふるさと納税の返礼品にもなっており、品質の高さが伺えます。

⑧FIXIT ソイプロテイン

女性向けに開発された、美容成分配合のソイプロテインです。

  • たんぱく質含有量:1食25gあたり20g
  • たんぱく質含有率:約80%
  • 価格:1kg 約4,580円(公式サイト参考価格)
  • 特徴:11種のビタミン、3種のミネラル、乳酸菌配合

ダイエット中の女性に嬉しい、ビタミンやミネラル、乳酸菌が豊富に配合されています。人工甘味料不使用で、自然な甘さが特徴。味は「ミックスベリー」「バナナ」「ココア」などがあり、どれもジュース感覚で飲めます。

ダイエット目的なら、コスパ重視で「アルプロン」、機能性重視で「ザバス ウェイトダウン」、美容も気にするなら「FIXIT」を選びましょう。

【初心者向け】おすすめプロテイン2選

「いきなり粉を溶かして飲むのはハードルが高い」という人には、手軽に始められるタイプがおすすめです。

⑨inバー プロテイン

森永製菓が販売する、バータイプのプロテインです。

  • たんぱく質含有量:1本あたり10g
  • 価格:12本入り 約1,500円(Amazon参考価格)
  • 特徴:シェイカー不要、持ち運び便利

シェイカーも水も不要で、袋を開ければすぐに食べられます。外出先やオフィスでも手軽にたんぱく質を補給できるため、忙しいビジネスパーソンに最適。味は「ベイクドチョコ」「ウェファーバニラ」「グラノーラ」などがあり、どれもお菓子感覚で美味しく食べられます。

⑩ザバス ミルクプロテイン(ドリンクタイプ)

コンビニで買える、すぐ飲める液体タイプのプロテインです。

  • たんぱく質含有量:1本200mlあたり15g
  • 価格:1本 約150円(コンビニ参考価格)
  • 特徴:開封してすぐ飲める、コンビニで購入可能

「プロテインを試してみたいけど、いきなり1kg買うのは不安」という人の入門編に最適です。コンビニで手軽に買えるので、まずはこれでプロテインの味に慣れてから、粉末タイプに移行するのも良いでしょう。味は「ココア」「バニラ」「ストロベリー」などがあります。

プロテインの飲み方|初心者が押さえるべき基本

プロテインシェイカーでプロテインを作っている様子

プロテインを買ったら、次は正しい飲み方を理解しましょう。効果を最大化するためのポイントを解説します。

プロテインを飲むベストなタイミング

プロテインは「いつ飲むか」によって効果が変わります。以下のタイミングがおすすめです。

①運動後30分以内(最重要)
筋トレ後の30分間は「ゴールデンタイム」と呼ばれ、筋肉が最もたんぱく質を必要としている時間帯です。この時間にプロテインを飲むことで、筋肉の回復と成長を効率的に促進できます。吸収の速いホエイプロテインが最適です。

②朝食時
朝は体が栄養を求めている状態です。朝食でたんぱく質が不足しがちな人(パンやおにぎりだけなど)は、プロテインを追加することで1日のスタートを良い状態で切れます。

③間食として(10時・15時頃)
食事と食事の間が空く時間帯に飲むことで、筋肉の分解を防ぎ、空腹感も抑えられます。ダイエット中の人は、おやつの代わりにプロテインを飲むのがおすすめです。

④就寝前(カゼインの場合)
寝ている間は何も食べられないため、筋肉が分解されやすくなります。就寝前に吸収の遅いカゼインプロテインを飲むことで、睡眠中も持続的に栄養を供給できます。

初心者はまず「運動後30分以内」を守りましょう。これだけでも十分効果があります。慣れてきたら、朝食時や間食にも取り入れてみてください。

水と牛乳、どちらで割るべき?

プロテインは水か牛乳で割るのが一般的ですが、それぞれメリット・デメリットがあります。

水割りのメリット・デメリット

  • メリット:カロリーゼロ、吸収が速い、コストが安い、準備が簡単
  • デメリット:味が薄い、物足りなさを感じることがある
  • おすすめの人:筋トレ後、ダイエット中、コスパ重視

運動直後は水割りがベストです。吸収が速く、余計なカロリーも摂らずに済みます。

牛乳割りのメリット・デメリット

  • メリット:濃厚で美味しい、たんぱく質量が増える(牛乳200mlで約7g)、カルシウムやビタミンも摂取できる
  • デメリット:カロリーが増える(牛乳200mlで約140kcal)、乳糖でお腹がゆるくなることがある、吸収が遅くなる
  • おすすめの人:朝食、間食、増量期

朝食や間食として飲む場合は、牛乳割りの方が満足感があります。ただし、ダイエット中の人はカロリーに注意が必要です。

その他のアレンジ

  • 豆乳:イソフラボンが摂取でき、乳糖不耐症の人も安心
  • オーツミルク:食物繊維が豊富で、便秘解消に効果的
  • コーヒー:プロテインラテとして楽しめる(バニラ味やプレーン味がおすすめ)

1日に飲む量と頻度

初心者は、1日1〜2回、1回あたり20〜30g程度が目安です。たんぱく質の摂取量は、体重×1.6g程度を目標にしましょう。

例えば体重60kgの人なら、1日に約96gのたんぱく質が必要です。普段の食事で60〜70g摂れている場合、プロテインで20〜30gを補えば十分です。

注意:プロテインを飲めば飲むほど筋肉がつくわけではありません。過剰摂取は内臓に負担をかける可能性があるため、適量を守りましょう。

美味しく飲むコツ

プロテインを美味しく飲むためには、ちょっとしたコツがあります。

  1. シェイカーを使う
    コップとスプーンでは溶けにくく、ダマになりやすいです。専用シェイカーを使うことで、滑らかに溶けます。
  2. 液体を先に入れる
    プロテインの粉を先に入れると、底に固まってしまいます。必ず水や牛乳を先に入れてから、粉を加えましょう。
  3. しっかり振る
    20〜30回はシェイカーを振りましょう。上下にも振ると、よりしっかり溶けます。
  4. 作り置きしない
    プロテインは栄養豊富なため、時間が経つと雑菌が繁殖しやすくなります。作ったらすぐに飲み切りましょう。

プロテインに関するよくある質問(Q&A)

トレーニング後にプロテインドリンクを飲む男性

プロテイン初心者が抱きがちな疑問にお答えします。

Q1. プロテインを飲むと太りますか?

A: プロテイン自体で太ることはありません。

太る原因は「摂取カロリー>消費カロリー」という状態が続くことです。プロテイン1杯は100〜120kcal程度なので、適切な量を守り、運動と組み合わせれば太ることはありません。逆に、筋肉がついて基礎代謝が上がれば、痩せやすい体になります。

Q2. プロテインはいつから効果が出ますか?

A: 個人差がありますが、2〜3ヶ月が目安です。

筋肉は一晩でつくものではありません。継続的にトレーニングとプロテイン摂取を続けることで、2〜3ヶ月後には体の変化を実感できるでしょう。

実際に、私自身もパーソナルトレーニングを始めて3ヶ月で大きな変化がありました。ベンチプレスは40kg×12回から75kg×10回へと約1.9倍に、スクワットは55kg×10回から110kg×8回へとちょうど2倍になりました。プロテインを運動後必ず飲むことで、筋肉の回復が早くなり、トレーニングの効果を最大化できたと実感しています。

Q3. プロテインは腎臓に悪いですか?

A: 健康な人が適量を守れば問題ありません。

体重×1〜1.5g程度のたんぱく質摂取であれば、腎機能に悪影響を及ぼすというエビデンスはありません。ただし、元々腎臓に疾患がある人や、医師からたんぱく質制限を指示されている人は、プロテインを飲む前に必ず医師に相談してください。

Q4. プロテインを飲まずに筋トレしても効果はありますか?

A: 食事で十分なたんぱく質が摂れていればOKです。

プロテインはあくまで「栄養補助食品」であり、絶対に必要なものではありません。普段の食事で体重×1.6g以上のたんぱく質を摂れているなら、プロテインは不要です。

ただし、忙しくて食事管理が難しい人、食が細くて十分に食べられない人、手軽にたんぱく質を摂りたい人には、プロテインが非常に便利です。

Q5. 女性がプロテインを飲んでもムキムキにならない?

A: 女性はホルモンの関係で筋肉がつきにくいため、ムキムキにはなりません。

女性は男性に比べて筋肉を増やすホルモン(テストステロン)の分泌量が約10分の1以下と少ないため、プロテインを飲んだだけでムキムキになることはありません。むしろ、適度な筋肉をつけることで引き締まった美しいボディラインを作ることができます。

美容や健康のためにも、女性こそ積極的にたんぱく質を摂るべきです。髪、爪、肌もたんぱく質でできているため、プロテインは美容にも効果的です。

Q6. プロテインの保存方法は?

A: 高温多湿を避け、開封後は密閉して保存しましょう。

プロテインは湿気を吸いやすいため、開封後はしっかり蓋を閉め、直射日光の当たらない涼しい場所で保管してください。開封後は3ヶ月以内に使い切ることをおすすめします。

Q7. プロテインはどこで買うのがお得?

A: Amazon・楽天などのネット通販がおすすめです。

ドラッグストアやスポーツショップでも買えますが、ネット通販の方が種類が豊富で価格も安い傾向があります。特にAmazonや楽天市場では、セール時にまとめ買いすることで大幅に安くなります。

マイプロテインは公式サイトでのセールが非常にお得で、定期的に30〜50%オフのセールを開催しています。メールマガジンに登録しておくと、セール情報が届くのでおすすめです。

【実体験】パーソナルトレーニング3ヶ月でわかったプロテインの重要性

パーソナルトレーニングでトレーニングする様子

ここで、私自身のパーソナルトレーニング体験をお伝えします。プロテインの効果を実感した3ヶ月間でした。

私は2024年7月からパーソナルトレーニングを開始しました。それまでは2024年9月からチョコザップに通い、約10ヶ月間ジムに通っていましたが、体脂肪率に全く変化がありませんでした。自己流のトレーニングでは限界を感じ、本気で体を変えたいと思い、パーソナルトレーニングを決意しました。

トレーナーから最初に言われたのは「プロテインは必ず飲んでください」ということでした。それまでプロテインを飲む習慣がなかった私は、半信半疑でしたが、トレーナーの指示に従い、運動後30分以内に必ずプロテインを飲むようにしました。

3ヶ月後の驚きの変化:

  • 体重:84kg → 91kg(増量期)→ 88kg(減量中)
  • ベンチプレス:40kg×12回 → 75kg×10回(+87.5%)
  • スクワット:55kg×10回 → 110kg×8回(2倍!)
  • デッドリフト:105kg×10回(新種目で最初から高重量を扱えた)

特に驚いたのは、筋肉痛からの回復が以前と全く違ったことです。チョコザップ時代は筋肉痛が3〜4日続いていましたが、プロテインを飲むようになってからは1〜2日で回復するようになりました。トレーニングの頻度を上げられたことも、成果につながったと感じています。

初心者こそプロテインを活用すべきです。食事だけで十分なたんぱく質を摂るのは難しく、プロテインがあれば手軽に補えます。トレーニングの効果を最大化するために、プロテインは必須アイテムだと実感しました。

現在は減量期に入り、体重88kg、体脂肪率30%から、2026年夏までに体脂肪率15%以下を目指しています。プロテインを活用しながら、理想の体を手に入れるために頑張っています。

まとめ|初心者はまずホエイプロテインから始めよう

この記事では、プロテイン初心者が失敗しない選び方とおすすめ商品10選を紹介しました。最後に、重要なポイントをおさらいしましょう。

  • 初心者はホエイプロテイン(WPC)から始めるのがおすすめ
  • 味はチョコレート・ココア味が無難で飲みやすい
  • 飲むタイミングは運動後30分以内が最も重要
  • 1日1〜2回、1回あたり20〜30g程度を目安に
  • 継続することで2〜3ヶ月後には効果を実感できる

プロテインは、筋トレ初心者の強い味方です。「どれを選べばいいかわからない」と悩んでいる時間がもったいない。まずは今回紹介した中から1つ選んで、今日から始めてみましょう。

私自身、プロテインを活用することでパーソナルトレーニングの効果を最大化でき、3ヶ月で大きな変化を実感しました。あなたも正しい知識を持ってプロテインを選び、理想の体を手に入れてください。

迷ったら、まずは「ザバス ホエイプロテイン100 リッチショコラ味」「GronG ホエイプロテイン100」から始めてみてください。ドラッグストアでもAmazonでも手軽に購入でき、味も飲みやすいので、初心者に最適です。

さあ、今日からプロテイン生活を始めて、理想の体を手に入れましょう!

✍️ 著者プロフィール

コウ | FitLife Blog運営者
30代前半、システム開発会社経営者兼エンジニア。2024年9月からチョコザップで約10ヶ月トレーニングするも成果なし。2025年7月よりパーソナルトレーニング開始(週2回)。3ヶ月でベンチプレス40kg→75kg、スクワット55kg→110kgを達成。現在は減量期で、2026年夏に「海やプールで自信を持って上半身を見せられる体」を目指している。